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日本は「排外主義的」と米大統領批判−移民受け入れ消極的と指摘

Justin Sink、Isabel Reynolds

2024年5月2日 11:19 JST 訂正済み 2024年5月3日 18:50 JST

バイデン米大統領は1日、ワシントンで行われた選挙資金集めイベントでのスピーチで、自身が「排外主義的」と呼ぶ国のリストに中国やロシアとともに同盟国の日本を加えた。

  バイデン氏は、中国が移民受け入れに消極的なことを同国の経済問題と結び付けた先月の発言を繰り返し、今回はそれにロシアだけではなく長年の同盟国である日本も加えた。3週間前にはワシントンで岸田文雄首相と首脳会談を行い、公式夕食会を開いたばかりだ。

  大統領はアジア系や太平洋諸島出身の献金者に対し、「われわれの経済が成長している理由の一つは、あなたたちや他の多くの人々のおかげだ。われわれが移民を歓迎しているからだ」と発言。「なぜ中国が経済的にこれほど行き詰まっているのか、なぜ日本は問題を抱えているのか、なぜロシアやインドはこうなのか。彼らは排外主義的で移民を望んでいないからだ」と語った。

バイデン米大統領、中国は「排外主義的」−経済の諸問題も列挙

  大統領による批判と、米国の2大ライバル国と並べて日本に言及したことは、日本政府の反発を招くかもしれない。日米両国は先月、インド太平洋地域における中国の「危険な」行動に対抗する必要があるとして、防衛関係の大幅な強化を発表した。

中国に対抗し同盟関係を強化、防衛協力進展へ−日米首脳会談

  米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は2日、バイデン氏の発言に関する質問に対し、「バイデン大統領が同盟国とその友好、価値観、貢献をいかに大切なものと考えているか」を同盟国はしっかり理解していると回答。

  「これは世界中の人が認識していることとは思うが、大統領が言いたかったのは米国が移民の国であり、それがわれわれのDNAに刻まれているということだ」とカービー氏。「それによってわれわれはより良くなり、より強くなった。この先も背を向けることはない」と述べた。

原題:Biden Says Japan ‘Xenophobic’ Along With China, Russia (Correct)(抜粋)

(5月2日配信の記事で第3段落の「その他の国」を「インド」に訂正します)

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